中古車買取の査定を出す前に知りたいこと

中古車を売却する際には、買取業界の傾向などを把握しておくと、高値にするための対策も講じやすくなります。また、買取手続きをするにあたっては、いくつか書類を準備しないといけません。スムーズに売却できるように必要書類についても紹介しますので、参考にしてみてください。

■ボディタイプを把握しよう

・コンパクトカー 全長4メートル程度の車をこのように呼びます。基本的にハッチバック仕様の自動車が多い関係もあり、ハッチバックとコンパクトカーを動議で紹介されることも多いです。小回りが利きますから、都市部の狭い道幅の道路でもあまりストレスなく運転できます。
・SUV 「スポーツ・ユーティリティ・ビークル」の頭文字をとってSUVといいます。悪路に対する高い走破性が魅力です。キャンプなどのアウトドアが趣味の方や、スキーなどで雪道を走行することが多い方などに人気です。ただし街乗りがメインである場合は、その性能は発揮しづらいです。
・ミニバン ワンボックスカーからの派生車種で、エンジンが床下ではなく運転席の前に移されたものです。3列シート・6人乗り以上が特徴で、子供のいる家庭のファミリーカーとして高い需要があります。
・軽自動車 エンジンの総排気量660cc以下・全長3.4メートル以下・全幅1.48メートル以下・全高2メートル以下・乗車定員4名以下の車です。燃費に優れているほか、税金なども安く済みます。このようなランニングコストの安さが評価され、マイカーとして購入を希望する方も多いです。

査定の結果を聞き、買取に同意した場合には売買契約と車検証の名義を変更する手続きを行います。買取業者に売却した場合、事務手続きはお店の人が代行してくれるはずです。ですから皆さんが何かする必要はないです。ただし必要書類がいくつかあるので、不備のないように忘れずに持参しましょう。

必要書類としては、通常車検証・自賠責保険証明書・自動車納税証明書・リサイクル券などが必要です。そのほかには、実印と発行してから1か月以内の印鑑証明が2通必要です。ちなみに軽自動車を売却する際には、認印でも問題ありません。そして銀行振り込みにする場合には、振込先の口座に関する情報も用意しましょう。

中古車買取の手続きは、業者にほぼすべて任せることができます。ですから、初めての方であっても、それほど戸惑うことはないでしょう。しかし、いくつか必要な書類がありますから、不備のないように前もって準備したうえで、査定を受けるように心がけましょう。